2006年12月19日
964タルガのリアサイドパネル貼り替え


■セイゾウさんから資料提供して頂きました。 964タルガになります。

まずはドア周りの交換です。

ドアを開けた所の横ですが、ここの表皮を剥がします。
中にはスポンジが貼って有りました。


そのスポンジも剥がし、ドアシルプレートを剥がして掃除をしました。プレートの下は泥がいっぱいでした。


掃除の後は、塗装の剥がれた所を筆で塗りました。


スポンジを剥がした所に、新たに1cm厚のスポンジゴムを貼り付けました。
上部は1cmでちょうどでしたが、下部では少し厚みが足りません。足らない所はスポンジをさらに貼って補いました。


スポンジゴムの表面にスポンジを貼りました。
表面だけではダメで、側面の鉄板部分から全面に貼り直しました。


表皮は黒の合成革を使用しました。
表面加工の良い物で、90cmX100cmで3500円でした。
鉄板の裏側にボンドを付けて織り込むように付けました。ボンドはハブラシで付けました。


カーペットトリムの変形が著しく交換しようと思いましたが、試しに残った赤の革を貼って見ました。
貼りつきの良いようにペーパー掛けをして貼りました。


リア側面パネル側の貼り変えです。
これは側面パネルの上側のカバーになります。
材質は多分アルミだと思います。ペーパーを掛けてスポンジをボンドで貼り付けて黒の合成革を貼りました。
ちなみに純正はスポンジ無しです。

  
側面のパネルの貼り変えです。
このパネルは取り外しに注意が必要です。
両側が差し込み式なので先端が割れてしまいました。ボードの代替えも難しい形状です。
表皮を剥がす為、裏面のスポンジ剥がしも注意しながら貼り変えに必要な部分だけにしました。
純正はホッチキス(正式名ステープルガン)を使用、その部分からのボードの割れもありました。
今回は簡単な補修でボードを再生して、赤の革をボンドだけで貼り付けました。

表皮の型取りは少し大きく取る事が必要かと思います。貼り付け時、カットしながら作業すると上手く行きました。



取り付けて作業完了です。
ボードが硬く割れ易いので差込作業は慎重に行いました。


カーペットトリム(赤貼り変え)、ドアシルプレート(社外品)を取り付けて完成です。
後はドアシールゴムのみです。(商品が手元に届いていない為)

カーペットトリムは、赤の残り物で作製しましたが、少し派手かとも思いましたが正解でした。



作業後の感想です。純正の表皮も老朽化の為縮んでいます。型取りは大きめに、ボンド付けはハブラシが最適でした。
前回と今回と初めての作業でしたが行って良かったです。
河の状態を知る事が出来た事と、見えない所の掃除が出来た事、内装も綺麗になり車が新しく感じます。

余談ですが、友人に見てもらい、自作した事が信じてもらえなかった程仕上りが良い物が出来ました。


一緒に愛車紹介です。
  
1990年式 964カレラ2タルガ ティプトロ
紺色 ターボルック
前後フェンダー スチール製
前後バンパー RS純正使用
エンジン・マフラーはノーマルです。(左のマフラーはダミーです)



※※※個人的な感想※※※
黒ボディかと思っていましたが、紺色でした・・スミマセン・・・。
前回に引き続き内装の作業ですが、アッパレと言う感じですね。
写真をデジカメで撮り直しているので画像が荒く見えますが、実際の写真で見るとかなり綺麗に出来上がっているのが分かります。(画像以上の出来です)
フロントからリアにかけてサイドを赤で纏めたので統一感も出て以前にも増して美しい!
革を貼る前にちゃんとスポンジを入れているので、弾力も出て安っぽく無く良い出来になっていると思いますしね。
これは是非参考にしたいです。
いや〜素人仕事とは思えない作業でした。

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