2017年5月20日

通勤快速ダックスST70 キャブレターPC20のオーバーホール

作業レベル★☆☆☆☆


しばらく走らせていると燃料が濃い??
と言う感じがしたのでプラグを外してみました。
すると真っ黒・・
結構濃いようです。



付いていたキャブがケイヒンのPC20が付いていたので、オーバーホールをしてみようと思います。
合わせてカチカチになっていた燃料ホースを交換します。
元々ついているピンクの透明燃料ホースはしばらく使っているとカチカチに固くなるので余り好きではありません。
純正の燃料ホースを購入してみました。

早矢仕モータース
ガソリンホース内径Φ5.5mm
95001-5500160M
680円


キャブを外したらインテーク部の穴には布を詰めて蓋をしておきます。



一式バラバラにして洗浄します。



PC20用のパッキンセットが売っていたのでこれを使ってパッキンは一新しておきます。

ナップス
キタコ製パッキンKIT
PC20用
730円


インテーク用のガスケットも新しくしておきます。

ナップス
マニホールドパッキン
モンキー用
100円


紙ガスケットだけでも十分かと思いますが、液体ガスケットを薄くなってから取り付けをしておきました。
排気量が小さいバイクですと、二次エアーで結構調子が変わるので一応パッキンの両面に塗ってから組み付けです。



元々の状態ではガソリンホースにフィルターが付いていませんでした。
ホース内にゴミが溜まっているのが見えたので、合わせてこちらも取り付けです。

ナップス
キジマ製ガソリンフィルター
600円

買ってから気がついたのですが、ガソリンホースΦ5.5mmに対して、フィルターはΦ6mm用を買っていました。
まぁ装着は出来るのでこちらをそのまま取り付けします。
いつか交換の際にはΦ5.5mm用に変えます・・



キャブをもとに戻します。
元々はファンネルだけでしたが、さすがにゴミや虫が入るのでパワーフィルターを取り付けました。
燃料ホースも純正の太くしっかりしたものになっています。
とりあえず3WAYコックからのラインを交換しました。

ミニモト
パワーフィルターストレートメッキΦ32
N03320
2060円


このパワーフィルターは全天候型のカバー付きの物なのですが、カバーはつけません。
ではなぜこのカバー付きを買ったかというと、この写真のようにフィルター上部にネジタップが空いているので、このタップを使ってガソリンフィルター固定金具を取り付けたいと思ったからです。
この金具はアルミのフラットバーをL字に曲げて、各ネジ穴を開けただけのものです。
フィルターをインシュロックで固定することでブラブラさせずに固定出来ました。



最後に3WAYガソリンコックを今までの逆側に取り付けて完成です。

完成ですと書きましたが、キャブのオーバーホールは完成ということで、ガソリンコックはこの位置では作業しにくいので、後日ガソリンコックの交換と位置移動をしたいと思います。
ということなのでガソリンタンクからガソリンコックまでの燃料ホースはまだ交換せずに置いておきました。


この状態でしばらく走行しまして、プラグの焼けを見たのですがやはり真っ黒です。
元々の状態で、

スロージェット #35 全締めから3/4戻し
メインジェット #95

このようになっておりました。

これを、
スロージェット #35 全締めから1回転1/2戻し
メインジェット #85

この状態で良い焼け具合+アクセルのもたつきが無くなりました。
と言うか、多分PC20の初期設定がこの数値だと思うので、ただ戻しただけということですね。
前の人はなぜこんなに濃くしていたんでしょうか??


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