2023年04月08日

嗚呼無常・・・台風15号被害 ポルシェ996カレラ4Sの修復 その28

作業レベル★★★★★


スネークカメラを使ってピストンとシリンダー状態を確認しながら、洗浄などしていきます。
こちら1番ピストンの状態。



1番シリンダーの状態。
半年放置しているのでオイル上がりして地面側にオイル染みとカーボンカスが溜まってます。



バルブを開けるとサビも若干出てきている状況です。



エアーコンプレッサーを購入したため、こちらを活用しながら洗浄作業も行っていきます。



こんな感じでプラグホールにエアーを突っ込む事ができます。



まずはパーツクリーナーを吹き付けて油分の洗浄を行います。



その後排気バルブを開けてエアーを吹き付けて綺麗に吹き飛ばします。
これを数回通り行います。



するとこんな感じにピストン上部のカーボンまで剥がれてきて多少綺麗になってきました。
ピント合わせ大変・・



タコ足外してあるので、排気側は受け皿用意しておかないと大変です。
すごい勢いでパーツクリーナーが噴き出します。



2番ピストンです。



2番シリンダーです。



洗浄後の2番ピストンです。



洗浄後の2番シリンダーです。



3番ピストンです。



3番のシリンダーです。



洗浄状態です。



洗浄後の3番ピストンです。



洗浄後の3番シリンダーです。



4番ピストンです。



4番シリンダーです。
(バルブ右上のひっかいた後はカメラが当たった為の跡です)



洗浄後の4番ピストンです。



洗浄後の4番シリンダーです。



5番ピストンです。



5番シリンダーです。



洗浄後の5番ピストンです。



洗浄後の5番シリンダーです。



6番ピストンです。



6番シリンダーです。



洗浄後の6番ピストンです。



洗浄後の6番シリンダーです。



使っているスネークカメラはこんな感じです。



クランクにレンチを噛まして手動で回して確認してました。



最後に2STオイルをシリンダー内に入れておきます。



スポイトにオイルを入れ、少しずつ絞り入れながらエアーで霧状にしてシリンダー内全体に回します。



全体しっとりさせておきます。
このあと、毎週手でクランクを回してオイル切れが起こらないように続けていきます。
2STオイルを入れるのは、燃焼されるエンジンオイルのためです。
4STオイルを入れると燃えない為、ススが残ってしまったりするようなので、燃焼室に入れるのは2STオイルが良いようです。

とりあえずシリンダー引っ掻き傷も見当たらず一安心!